村上の観光情報や、弊店のCMなど・・・
http://www.matsuuraya.net/jpg/sentya1.gif
http://www.matsuuraya.net/jpg/sakura2.jpg
http://www.city.murakami.niigata.jp/kanko/byoubu/byobu.htm
鰊と棒鱈
投稿者:店主。 投稿日:2005年12月12日(月)22時04分14秒京都も会津などもそうでしょうが、山陰で海に遠いところでは当然に育まれた食文化であったろうと思いますが、村上では時化の都合と、食生活の変化する前までは、御鶴茶屋、鍋茶屋 という村上の二軒茶屋でそれは評判料理として人気を得ていたそうです。僕が子供の頃までは村上大祭の引き手の酒の肴として、また祭り料理などにも、身欠きにしんの甘煮はまだ食べられていました。(今でも我が家では祭りに身欠きにしんを食べることがありますが、時に忘れて作らないこともあるので習慣が変わっていることはあります)
御鶴茶屋さんでは鰊の甘煮 鍋茶屋さんでは棒鱈の甘煮 ということで競って商いをしていたという記述です(二軒あったのは大正くらいまでだそうです)そう考えると、伝統と食の嗜好を鑑みても、当店では作って商いをしている料理に身欠きにしんはありませんでした、祭りの料理にも僕の記憶では出したことがない。(我が家の惣菜料理のひとつだったんですね)そうして考えてみると一般家庭で身欠きにしんを必ず祭りに添える、という風習も途切れかかっているようです。つまり、作る人、知ってる人が減ってきているということなのだと思います。
それで先代の料理研究では残しておきたい料理だと、書いてあるので つらつらと来年の村上大祭のオードブルには身欠きにしんも一品付け足して、献立を書いたほうがいいなと、僕も考えた次第です。