佐賀植物友の会



カテゴリ:[ 趣味 ]


137件の内、新着の記事から10件ずつ表示します。


[129] ツクシガヤ

投稿者: kami 投稿日:2018年10月 6日(土)22時26分42秒 p83188-ipngn200202takakise.saga.ocn.ne.jp  通報   返信・引用

ツクシガヤは流れがある川に生育するイネ科の多年草。全国では10の県でしか生育の情報が無く、そのほとんどが絶滅危惧Ⅰ類種です。奈良県では17株しか現存数が無くて監視員を配置して保全するほど希少なものとされています。佐賀県でも、伊万里市行合野川に1か所だけに生育するとして、絶滅危惧Ⅰ類種になっています。ただし、詳しい調査が行われていないと思われたので、既知の自生地を調べたところ、100m2くらいの面積にほぼ純群落で生育していました。多年草で大きな株に成長するので個体数は不明ですが、花茎の数は1m2に1000くらいありそう(10cm四方に10)なので、群落全体では10万の花茎があると思われます。さらにこの場所から下流側を調べると、約3㎞の範囲に直径50㎝から1m程度の株が100くらいありました。


今回ツクシガヤを調べようと思ったきっかけは、伊万里市府招の小河川(府招川)で3年前に生育を確認していたためです。1日かけて、およそ2㎞の川沿いを歩いて調べました。その結果は予想以上で、数えられる株がおよそ200ありました。1つの株が50㎝から1mくらいありますので花茎の数は計り知れません。府招川は川幅3~4m程度の小河川ですが、川底は岩盤からなっているところが多く、ツクシガヤは岩の隙間に生えることも多くありました。行合野川と府招川は同じ水系で約10㎞離れていますが、その間に何本かの支流もあって他でも見つかるかもしれません。画像は府招川の自生地で穂が白っぽく見えるイネ科は大部分がツクシガヤです。今がちょうど花の時期で穂が無い季節には識別が難しいと思われます。




[128] タコノアシ

投稿者: kami 投稿日:2018年 9月29日(土)19時14分47秒 p83188-ipngn200202takakise.saga.ocn.ne.jp  通報   返信・引用

 タコノアシ(1枚目)は、環境省や佐賀県のレッドデータブックで準絶滅危惧に指定されている希少種です。全国のRDBでは40の都道府県で指定を受けています。
 佐賀県の場合は調査不十分のところがありそうで、実体がよく分かっていないのではないかと思われます。
昨日、千代田町の境原(2枚目)と田手川(3枚目)を少し見てきました。
 境原の自生地は幅が4~7mくらいの河川ですが、2面コンクリートの内側にたまった泥の上にほぼ純群落の状態で生育していました(河川左側の黄緑色の植物)。ヨメナとボントクタデが混ざる程度です。このような状態が約400m続きます。歩いて調べた約1200mの河川両側に断続的に出てきました。歩いた場所全体では数万~数十万個体はありそうです。
 田手川はまだ300mくらいしか見ていませんが、かなりの量が生育していました。河川右側の低水敷の黄緑がそうで、ここもほぼ純群落です。この写真の全体に分布しているので、この場所だけで1万はあるでしょう。
このような場所がもし佐賀県内有明海側に広範囲にあるとすると、果たして希少種と言えるか問題になってきそうです。詳細な調査が必要ですね。
(ただし、潮の影響が強い場所には出てこないようです)



[127] Re: ヤマホオズキ

投稿者: kami 投稿日:2018年 9月21日(金)22時10分45秒 p83188-ipngn200202takakise.saga.ocn.ne.jp  通報   返信・引用 > No.126[元記事へ]

自己レスです。画像3枚目の植物はヤマニガナのようです。オオニガナは近畿以北に分布し、湿地に生育するとのことで、分布域、生育環境ともに違っていました。


> もう1種類、調査のスタート地点で見つけた植物がありますが、名前が分かりません。オオニガナまたはヤマニガナあたりかと想像していますが、この画像で分かる方は教えてください。



[126] ヤマホオズキ

投稿者: kami 投稿日:2018年 9月21日(金)21時54分43秒 p83188-ipngn200202takakise.saga.ocn.ne.jp  通報   返信・引用

公共工事がらみで太良町の林道建設予定地を調査しました。植林の伐採や干ばつのための林道建設ですが、すでに大半が完成していて残りの400mを調べました。調査した最後の地点が浅い谷になっており、そこでヤマホオズキ(1枚目)とマルミノヤマゴボウ(2枚目)を確認しました。ヤマホオズキは初見の植物だったため現場ではすぐには分からず、持ち帰り調べた結果判明しました。佐賀県絶滅危惧Ⅰ類種、環境省絶滅危惧ⅠB類のかなり希少性が高い植物です。1m四方くらいの面積に生育していました。
マルミノヤマゴボウは3年前に55年ぶりに見つかって以来5例目です。多良山系3例目ですが、今回は1株だけでした。
もう1種類、調査のスタート地点で見つけた植物がありますが、名前が分かりません。オオニガナまたはヤマニガナあたりかと想像していますが、この画像で分かる方は教えてください。



[125] ミズネコノオ

投稿者: kami 投稿日:2018年 9月17日(月)20時34分22秒 p83188-ipngn200202takakise.saga.ocn.ne.jp  通報   返信・引用

昨年11月に佐賀県2番目の産地として、有田町の溜め池でミズネコノオを発見しましたが、今年も健在であることを確認しました。昨年は時期が遅かったので20個体ほどしかありませんでしたが、今年は時期もぴったしで、個体数も増えているようで約200個体を確認できました。ホシクサ、キクモ、サワトウガラシ、ミズユキノシタ、イボクサなど湿地性の植物が豊かに生育していました。




[124] カナクギノキ

投稿者: kami 投稿日:2018年 9月16日(日)19時05分11秒 p83188-ipngn200202takakise.saga.ocn.ne.jp  通報   返信・引用

脊振山で見てきました。普通種ですが、赤い実がここまでなっているのは初めて見たので紹介します。



[123] オニバス2

投稿者: kami 投稿日:2018年 9月 5日(水)22時02分13秒 p98202-ipngn200202takakise.saga.ocn.ne.jp  通報   返信・引用

神野公園のトンボ池でオニバスが久しぶりに繁殖していると報告したので、過去にオニバスの生育記録がある10地点を調べてきました。その結果は期待とは裏腹に3地点だけの確認でした。画像の1枚目は江北町のオニバスです。画像の通り、幅が1m程度の3面コンクリート水路で1個体だけの確認です。2008年7月に初めて確認して以来、観察をしていなかったので毎年出ているかは不明。10年前は10個体ほど確認していたので、何とか維持してきたものと思われます。

2枚目の画像は佐賀城南堀の東半分の堀。大きな株を2個体確認。ここは、ほぼ毎年確認されていますが、近年ではオニビシが猛烈に繁殖するため、堀を管理している佐賀土木事務所はその除去に追われている現状がありました。今年はオニビシの繁殖はほとんど見られないのですが、猛暑の影響なのか、除去作業が徹底してきたのかは不明です。南堀の西半分はハスの群生地があり、市民の憩いの場として維持管理されています。昨年まではオニビシとオニバスの繁殖がハスの周辺に見られたましたが、今年は全くありませんでした。

3枚目は佐賀市赤松公民館の東側の水路です。10個体ほど確認されました。例年であれば、公民館の周辺水路で相当数のオニバスが観察されていましたが、今年は東側の水路のみです。夏前に、ここのオニバスが今年は発生していないと知人から聞かされていましたが、まさかそんなことはあるまいと聞き流していました。実際に調べてみると、例年最もたくさん発生するエリアには全くなくて、危機的な状況を実感しました。ホテイアオイやコウガイセキショウモなどの外来水草が繁茂しており、開放水面はアオウキクサ類が間を埋めていました。環境の悪化は明らかです。

結局、毎年発生している場所だけにオニバスがあり、猛暑との関連性は確認できませんでした。水路等が人為的に管理されているエリアで、農薬が流入しない場所に細々と生き残っている状況は変わっていないと思われます。神野公園のトンボ池で今年増殖したのは、何らかの要因で生育地の撹乱が起こったのかもしれません。オニバスは一般のクリーク等でも浚渫された後に発生する事例が知られています。



[122] 秋の草木

投稿者: YI 投稿日:2018年 9月 4日(火)19時42分44秒 gate219.bunbun.ne.jp  通報   返信・引用

30℃を越していた山野も25℃程度になり、日陰はずいぶん涼しくなりました。久しぶりにドライブがてらに天山に行きました。半月前とは打って変わって秋の草木がたくさんの花を咲かせ始めていました。林縁にはヨメナ、センニンソウ、クサギ、アケボノソウ、オミナエシ、オトコエシ、ヒヨドリバナ、ツリフネソウなどなど。また、カナクギノキの真っ赤な実にもひかれました。そんな中、花はとっくに終わったはずのアジサイが咲いていました。それも並のアジサイではありません。誰が植えたのか?園芸種と思われますがとてもきれいなアジサイ(写真)で自然に溶け込んでいたのでシャッターを何枚も切りました。タマアジサイと思いますが定かではありません。名前が分かる方は教えてください。よろしくお願いします。



[121] オニバス

投稿者: kami 投稿日:2018年 8月31日(金)21時59分6秒 p98202-ipngn200202takakise.saga.ocn.ne.jp  通報   返信・引用

今年は、久しぶりに神野公園トンボ池のオニバスが、大きく育っています。個体数もかなりあります。
夕方のローカルニュースで、今年の佐賀市の猛暑日は延べ36日になっており、1994年(38日)に次ぐ多さと紹介していました。確かに、1994年は猛暑と干ばつが話題になった年で、佐賀平野の随所でオニバスが発生したのを覚えています。猛暑とオニバスの生育には何らかの関連があるのかもしれません。



[120] 夏の花

投稿者: YI 投稿日:2018年 8月 9日(木)19時49分52秒 gate219.bunbun.ne.jp  通報   返信・引用

まだまだ暑い日が続いていますが、時折吹いてくる風は涼しく感じます。ドライブがてらに山道に入ると林縁に純白の花がちらほらと見えてきました。車をとめてみるとノリウツギの花でした(写真下)。アジサイの仲間なので飾り花はアジサイと同じ、しかし真っ白です。樹皮には糊性があり、和紙を作るときのつなぎにするので、ノリウツギの名があるそうです。友人から「ムカデランの花(写真下)が咲いているよ」との情報を頼りにお目当ての場所に行ってみると見事に満開状態でした。花は小さいけどかわいくていつまでも見ていたいムカデランでした。名前の由来は見てのとおりです。


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