佐賀植物友の会



カテゴリ:[ 趣味 ]


178件の内、新着の記事から10件ずつ表示します。


[140] 草木の花

投稿者: YI 投稿日:2019年 2月17日(日)07時21分12秒 gate219.bunbun.ne.jp  通報   返信・引用

寒い冬ももう少し、春がそこまでやってきました。草木は季節に敏感、日当たりの良いところではもう花を咲かせています。誰へのラブコールでしょう。




[139] タコノアシ調査2

投稿者: kami 投稿日:2018年12月 9日(日)18時47分18秒 p277068-ipngn200209takakise.saga.ocn.ne.jp  通報   返信・引用   編集済

タコノアシ調査を続けています。満潮時刻を避けると1日4時間程度しかできないことも多いです。中地江川より東はほぼ終わりました。有明海とつながっている川には確実に生育しており、大きな堰があるところまで分布しています。今日は筑後川本流を調べました。15年ほど前に横浜の研究者と調査をしたことがあり、天建寺橋付近の干潟に高密度に生育していることは分かっていました。今回の調査で、六五郎橋から筑後大堰の間に分布していることが分かりました。従って約8㎞の距離に分布していることになります。護岸がしてあっても干潟ができていれば生育が見られますので、個体数はおそらく万単位でしょう。環境省のレッドリスト調査は株ではなくて茎数をカウントしますので、100万単位の生育があることになります。1枚目のような生育地が随所に見られました。この画像だけで茎数は数千はあると思われます。

今日の調査でも副産物がたくさんありました。ブラジルチドメグサがパッチ状に10カ所ほど見られました。今回初めて見た帰化植物にヌマツルギク(2枚目)があります。茎が切れたところから発根して侵略的に増える水田雑草として警戒されているものです。佐賀県内で採られた標本を見たことがあるので県内に侵入していることは知っていましたが、ついに実物を見ることになりました。そして、なんとこの時期に開花したクサフジ(3枚目)がありました。阿蘇などには普通にありますが、佐賀県には分布していません。古い標本があるのでこれも初めてではありませんが、今でも生育していることが分かりました。筑後川水系には過去に阿蘇などから土砂や植物が持ち込まれたことがあるようで、国内外来種になります。



[138] タコノアシ調査

投稿者: kami 投稿日:2018年12月 5日(水)18時50分6秒 p277068-ipngn200209takakise.saga.ocn.ne.jp  通報   返信・引用

9月29日にタコノアシについて紹介していましたが、先週より調査を再開しました。
9月の花の時期に2日ほど分布調査をしたのですが、タコノアシは立ち枯れしていても分かるのではないかと思いつき、最後に回すことにしました。先週(11/27)見に行くと、期待通りでしかも赤く色づいており(1枚目)、これは分かりやすいと喜んだところでした。
ところが、今日、続きをと思い調査に出かけると、たった1週間なのに色は汚い茶色になっており、色だけではボントクタデと見分けが難しくなっていました。双眼鏡で見て確認しました。

副産物が一つありました。
神埼町の馬場川でアサザを見つけました(2枚目、3枚目)。正確に言うと、3年ほど前から見ていたのですが、今までで最も大きな群落を発見したものです。馬場川は数年前から改修工事が始まっています。工事後に発生したものですが、I先生から昔はアサザがあったことを聞いていましたので、シードバンクから再生したものと思われます。タコノアシは、2枚目の風景の中に10個体ほどあるだけでした。



[137] ため池調査

投稿者: kami 投稿日:2018年11月27日(火)00時22分0秒 p277068-ipngn200209takakise.saga.ocn.ne.jp  通報   返信・引用

 11月15日以降、今年も県西部のため池調査を行いました。去年は伊万里と有田を集中的に180カ所ほど回りましたが、今年は有田と武雄のため池を80か所調べました。
 いちばんの目的はイヌセンブリの探査で、4カ所で見つかりました。効率は1/20とよくありませんが、多くのため池が一度は改修されており、古い溜め池でも暗すぎたり湿地がなかったりで簡単には見つかりません。見つかった4カ所でも個体数は極めて少なく、1個体、3個体、6個体、12個体でした。
 ため池はそれぞれの地域で管理されているため、軽トラならすぐ横まで近づけることが多いですが、大変なことになる場合もあるので、多くは少し離れた空地に車を置いて歩いて見に行きます。普通は200~300mくらい歩くのですが、場所によっては1km以上歩き回ることもあります。こうすることで思わぬ収穫もあります。
 今回の調査では、溜池内でミズオオバコとミゾコウジュ(1枚目)が、周辺でツルギキョウ、ミサオノキ(2枚目)、ヤマニガナ、ハンノキ、ガンピが見つかりました。栽培かもしれませんが、変わったサザンカ(3枚目)もありました。普通のサザンカは開花するとほぼ180度花弁が開いてしまいますが、このサザンカは半開きでした。すべての花が同じ状態でしたから、遺伝的に固定していると思われます。
 今の季節でもイヌセンブリは何とか確認できるのですが、タヌキモ類やヒシ類、ヒルムシロ科の水草などは消えてしまっていますので、来年は10月に調査した方が良いかもしれません。



[136] シチメンソウ

投稿者: kami 投稿日:2018年11月 9日(金)00時30分28秒 p83188-ipngn200202takakise.saga.ocn.ne.jp  通報   返信・引用   編集済

今年は東与賀海岸のシチメンソウが9割以上立ち枯れしていると聞いていたので見に行きました。1枚目は今日の9時半ごろの画像です。この時間はちょうど満潮でしかも今日は大潮です。しかし、潮はシチメンソウ生育エリアにわずかに来ている程度です。水深も5cm以下です。干潟が濡れるのはこの時だけで、大潮の時以外は雨が降らない限りいつも乾いていることになります。

そのあとすぐに本庄江の河口付近に生育するシチメンソウを見に行きました。ここは完全に水没していました(2枚目)。すでに潮は引き始めており、5cmくらいは下がっていました。夕方16時半頃に再度見に行くと見事な群落が成立していました(3枚目)。

東与賀海岸のシチメンソウが立ち枯れした要因が少し見えてきました。有明海の干潟は毎年数センチずつ堆積が進んでいると言われます。東与賀干潟は大潮の満潮時にしか潮が来ないため普段は乾燥しており、今年の猛暑と日照りによりダメージを受けていたのでしょう。そこに今年は台風が2回やってきました。暴風にさらされ致命的になったのではないでしょうか。一方で本庄江は海水がシチメンソウを守ったのかもしれません。波浪はあったと思われますが、本来そのような環境に生育している植物ですから、土壌ごとごっそり持っていかれない限り大きなダメージにはならないと考えられます。個人的な仮説ですが、案外的を射ているかも知れません。東与賀海岸はシチメンソウにとって生育不適地になりつつあるようです。

東与賀海岸はシチメンソウ保存会がタネを取って蒔いていますが、今年は壊滅状態なため、本庄江のタネを採ろうと考えているらしいです。シチメンソウは有明海湾奥部にしか知られていませんので、生態系に悪影響を及ぼす危険があります。




[135] ダルマギク

投稿者: kami 投稿日:2018年11月 2日(金)23時01分5秒 p83188-ipngn200202takakise.saga.ocn.ne.jp  通報   返信・引用

ダルマギクがちょうど見ごろになっています。ダルマギクは、長崎、佐賀、福岡、山口、島根の日本海沿岸の岩場に生えます。今頃の季節の海岸はちょうどツワブキも咲きだしており、薄紫色のダルマギクと黄色のツワブキの共演が見られます。ホソバワダン(キク科、黄色)もいくらか残っています。



[134] ヌカボタデ

投稿者: kami 投稿日:2018年10月27日(土)22時16分43秒 p83188-ipngn200202takakise.saga.ocn.ne.jp  通報   返信・引用

以前ノタヌキモを発見したと報告した湿地(クリーク)に再度行ってきました。
タデ科の植物があったので採集し、調べるとヌカボタデでした。
タデ科は似たものが多く、特にめったに出会えないヌカボタデ、ヤナギヌカボ、サイコクヌカボは明瞭には認識できていなかったので、すぐには分かりませんでした。ヌカボタデは浜玉町の溜め池で10年ほど前に見ていますが、個体の状態が悪かったため特徴をインプットできていませんでした。図鑑では何回も見ていますが、いまいちイメージできていませんでした。しかし、今回は状態の良い個体を見つけて図鑑通りだと理解できました。運悪くデジカメがバッテリー切れを起こし写真が撮れていなかったので、自宅で写真を撮りました。



[133] 脊振町の植物

投稿者: kami 投稿日:2018年10月17日(水)22時29分23秒 p83188-ipngn200202takakise.saga.ocn.ne.jp  通報   返信・引用   編集済

このところ訳あって連日脊振町をうろついています。
珍しい普通種と珍しい希少種を見つけました。

普通種の方はアオチカラシバです。前回の白花つながりともいえます。黒い方はごく普通にありますが、アオを見たのは2回目です。

希少種の方はメナモミです。私自身はじめての遭遇です。今の季節に最もよく見るのはコメナモミで、沿海地ではツクシメナモミをたまに見ます。メナモミの特徴は植物体全体に長い白毛があることです。一度は見たいと思っていた植物にようやく巡り会えました。メナモミは過去の標本記録も数点だけで新しいものはありません。なぜか佐賀県のRDBには入っていません。



[132] 白花3種

投稿者: kami 投稿日:2018年10月15日(月)08時47分50秒 p83188-ipngn200202takakise.saga.ocn.ne.jp  通報   返信・引用

土日は脊振町をうろつきました。そこで見た白い花を紹介します。
1枚目はシロツリフネ。普通のツリフネソウ中に混生していました。葉も少し白めです。
2枚目はシロバナヤマハッカ。現地で見た時には見たことが無いシソ科植物と思いましたが、標本をつくろうと新聞紙に広げた時に「あれっヤマハッカだ」と気づきました。
3枚目は白花のヒキオコシ。純白は初めて見ました。ヒキオコシは普通は薄い青紫色で、比較的白っぽいものもあるので変異内なのかもしれませんが、花そのものが一回り大きく感じるのでどうかしらと思っています。


先日紹介したヤマホロシらしき植物ですが、標本を再度点検すると最初見た印象よりは全体に毛が多いことが分かりました。従ってヒヨドリジョウゴの可能性が高いです。



[131] ヤマホロシ

投稿者: kami 投稿日:2018年10月14日(日)09時05分5秒 p83188-ipngn200202takakise.saga.ocn.ne.jp  通報   返信・引用

脊振町でヤマホロシらしき植物を見つけました。葉の形はヒヨドリジョウゴに似ていますが、特徴の毛がほとんどないため毛が少ないタイプがあるのかしらと図鑑で調べるとヤマホロシが該当しました。佐賀県植物目録には掲載されていませんし、標本リストを調べても出てきません。佐賀県初のようです。


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